涙が出たこと

今週のお題特別編「嬉しかった言葉 」
〈春のブログキャンペーン ファイナル〉



付き合い始めて、初めて一緒に迎えた年末。

ちょうど半年くらいだったのかな。

カウントダウンライブに行って、数日一緒に過ごして。

思いの外、居心地がよくて。


年越す頃に、あけおめメールを彼が作り始めて。

年が明けて、少し休んでいる頃に送られてきた。


一緒にいると楽しいということ。

出会えてよかったということ。

生きている意味が見つかったということ。

これからもよろしくねということ。




普段はそんなこと言う人じゃなかったから。

誰かの生きる意味になるなんて。

自分の好きな人にそんなことを言ってもらえるなんて。


嬉しくて、うれしくて、涙が出た。

生きていてよかったと、思えたよ。





いろいろあって、状況は変わって。

君のおかげで死にたいとも思ったし、死んでほしいとも思ったし。


今はもう、離れ離れ。


どこかで何かを期待してしまうバカな自分もいるのです。


そんなことはできないのに。


そんなことしたら、大切な大切な人達を裏切ることになるから。



でもね、たまーにさ。

何もかも捨ててしまいたくなる自分がいる。


未だに泣かされそうだよ。


ほんとはね、あのメールが入ってる携帯はずっと電源は入れてなくて。

内容もうろ覚えなんだ。


でもね、涙が出るくらい嬉しかったことは覚えてる。

安っぽい言葉しか出てこないけど。


愛していたんだと思うよ。うん。